30 May 2010

Caesar Salad


マーケットで夕飯なにしよーと考えてて、鶏のささ身あるな、パルメザンチーズあるなと
思い巡らせていたら急に気になった、


シーザーサラダてどこの国の食べ物なのさ。。。


と。

ついでにあのドレッシングってどうやって作るのさって言うのも気になって、
早速、うちの料理の生き字引に聞いてみたら、
「あれは、アメリカとメキシコが発祥。ホテルシーザーのメニューや。」との事。
古代ローマ将のカエザルシーザーにかけてると勝手信じてたもんで、
そんなにハッキリした出所のある食べ物なんかい!とちょっと驚いてしまい、
大好きWikipediaで更に調べてみました。

1924年7 月4日、アメリカ国境に接するメキシコの町・ティフアナのレストラン「シーザーズ・プレイス」(Caesar's Place)のオーナーであったイタリア系移民の料理人シーザー(チェザーレ)・カルディーニ(Caesar Cardini)によって調理されたのが最初である。当時のアメリカでは禁酒法が施行されており、国境を越えた町・ティフアナはハリウッドで働くアメリカ人達の歓楽街として賑わっていた。7月4日(アメリカ独立記念日)の夜、シーザーは手元に残っていたありあわせの材料でシーザーサラダを作ったという。やがてシーザーサラダは名物として評判となり、ティファナに押しかけるアメリカ人観光客が本国に伝え広めた。

英語Ver.Wikiは別説も書いてあったり、Hotel Ceasar'sも載ってて面白い。

ロジャーレシピのドレッシングは
日本のマヨネーズ、ディジョンマスタード、レモン汁、細かく削ったパルメザンチーズ、ニンニク
パセリ、アンチョビを刻んだもの、アンチョビが漬けてあったオイル、コショウを混ぜたもの。

コスレタスをドレッシングと和えて、
パンをオリーブオイルでカリッカリに焼いてクルトンにしたもの、茹玉子、
パンシェッタをカリカリに焼いたもの(でも、忘れました)をお皿に盛って、Vola!!

カラダに全くよろしくないサラダという事を忘れて、
調子に乗って食べてたらまんまと胸焼けしてしまった。
でも、ボリュームあるからどっかに持って行くのにエエかも。
シーザーサラダって意外と家で作らん気がするし。

いやぁー今日もご飯手抜きさせて頂きました。ありがたし、シェフ。

20 May 2010

Stockholms Kök 2010/05/17 Fish Master Course

この日は珍しくお料理教室ダブルヘッダー。
夜の部は新しくお越し頂いた生徒さんでした。

メニューは簡単で見栄えのするおもてなしお魚マスターコース。

夜のクラスだったので、帰宅後私も久し振りに外野として参加しました。 
これが、ロジャーの先生としての成長ぶりを垣間見る事になりました。

自転車で全力帰宅した後で、上の階でシャワーを浴びたりしているうちにクラスはスタート。
下のキッチンから漏れてる穏やかでやたら楽しいそうな雰囲気の生徒さんとの話し声やら笑い声。
こっそり聞いてるこっちまで嬉しくてニヤニヤしてしまうぅー。
教室を始めた頃にシャイなロジャーをカバーすべく、
必死にヤンヤヤンヤ言ってたけど、外野の嫁はもう全く必要ないらしいです。
と言うより、料理の事なら延々話し続ける彼には最初から必要なかったのかなぁとも思ったり。
完璧に巣立ちを見守る親鳥の気分で、結局、挨拶だけしてあと上の階でニヤニヤしながら待機しました。
そしてニヤニヤしながら、あたしはやっぱり黒子役が好きだなぁと改めて思ったり、色々。

さて、お料理。(前置き長い。)
お魚は基本、お料理教室の朝に卸売市場へ行って生で食べられるグレードのものを仕入れます。
んが、今回は生徒さんのお一人が妊婦さんで、クラスの直前に行った定期健診で
“生魚はあと1ヶ月我慢してね”と釘を刺されたらしく、
お魚を目の前にしてかなり心が揺れてらっしゃいました。日本人にはほんま辛いですよねー。

以前に気になって日本の厚生労働省が出してる妊婦さんのお魚摂取のガイドラインを読んだら、
キハダ、サケ、ハマチ等々は特に注意の必要ないお魚になるそうで、ほんまに国が変わればだなぁーと。
大切なのは妊婦さんが安心だと思えるところにあるのかなぁと思います。
この前、GPの先生が“国とか宗教によって全く治療方法や考え方が違うからおもしろいわよ。
どちらかのやり方を突き通すのじゃなくて、
患者さんと話し合ってをして安心して納得出来る所に落とし込む事が需要だと私は思ってる”
と言われたの思い出しました。美味しいものは美味しいからねー。

また、話しがずれた。
そう!それで出来たのがこちら
Gravlaxとポテト
ホタテのマリネ
Ocean Trount, King Fish,ホタテのPanfried
(キュウリの甘酢漬け、アスパラガススライス、フェネルマリネを添えて)
マグロのグリルとコールラビーのコースロー

他にも作り置きしていた甘酢漬け達を嬉しそうにお見せしたり何だで3時間近くお付き合い頂きました。
初回クラスは美味しく、楽しんで頂けましたでしょうか?

Stockholms Kök 2010/05/17 Duck Master Course

いつも気合の入ったメニューのリクエストをしてくださる、こちらの生徒さん。

“鴨マスターでお願いします!”
と一声でがぜんスイッチが入るシェフ。
いやぁやっぱり今日もロジャー先生、先生なのに楽しませて頂いた様です。
自慢の新しい本もお見せ出来てご満悦でした。

今回も頭つきの鴨丸ごと一羽からのスタートで生徒さんの度肝を抜き出来上がったのがコチラ。

Confitはきゅうりをサイドに。
Breastはお得意のカリッカリのスキンに中はジュースがたっぷりのピンクの仕上がりで
オレンジベースのソースにしたみたいです。

私はいつも人任せなもんで全く上達しないのですが、
ホールから料理を始めるとスキンから出る油でキレイなDuckFatがたっぷり取れます。
これが他の料理に使うと非常にリッチな香ばしい風味になって、かなり使えるのですよ。
ストックも取れるし、捨てるところ無し。あと、断然安いので。

いつもレッスンが終わると感想やクラスの様子と共に楽しいメール下さる、こちらの生徒さん。
“今回の鴨のローストもとても美味しかったです。
特に、コンフィは、鴨の脂で鴨を焼くというものでしたから、どんだけ重いものやら・・と
心配しておりましたが、これが本当に美味しかったです。”
と有難いお言葉。

日本からの戻ってこられたばかりで、わざわざお土産に蕪の甘酢漬けを買って来て下さいました。
その前日にカボチャ、ビートルート、きゅうりの甘酢漬けを作ったばっかりだったので、
ロジャー何か変な電波飛ばしてたんかーと疑わずにはいられない。

いつも、お心遣いありがとうございます。
次回はパン作り!がリクエストだそうで、また燃えております先生は。

17 May 2010

Swedish Vinegar - Ättika 24%

スウェーデンはお酢大国。
どこの家庭にも常備されているらしいお酢の酸度は24%
ちなみに日本のミツ○ン米酢は4.5%
蓋を遠くから嗅ぐだけでムセるから、
軽い殺傷能力を持ち合わせてるんじゃないかと思っています。
赤い蓋が押してはいけない怪しい危険なボタンに見えてきます。

Absolut Ren Ättika = Absolute Pure Vinegar
Spirit Vinegarとも呼ばれているらしいです。
酸度が非常に高いので殺菌力も強いみたいでお掃除にも活躍する必需品だそうな。
ちなみに、虫に刺されると“お酢塗っとけ”とロジャーに言われます。

さて、お料理。
スウェーデンは寒い国なので保存食文化がとても盛んで、酢漬けのメニューが沢山あります。
以前にも何度か書いたんですが、その味付けが日本の甘酢とこれまた良く似ているんです。

んで、今日作ったのがコチラ。
ビートルートと洋梨の甘酢漬け
カボチャの甘酢煮

ビートルートは砂糖、お酢、水、クローブで炊いて、
ビートルートが炊けたところで洋梨を投入。
出来上がったばっかりはお酢がまだまだ強いので3日程待つと落ち着いてくるらしい。

カボチャは、この前買ってきた花梨を炊くのに使ったシロップをそのまま使用。
花梨はアップルティー、砂糖、水、クローブ、カーディモンで煮ました。
香りが洋梨と林檎のあいのこみたいだったので甘いのをイメージしてたら、意外にも酸味が強かった。
豚バラのローストとかのサイドに使ったらいけるんじゃないかなぁと妄想。
で、このシロップの残りにお酢と水と生姜をさらに足してカボチャを煮てました。

あっ、最後にきゅうりを甘酢とディルに漬けたんですが
これは、ディルを除くとうちの実家の味と全く一緒なもんで笑えます。
食は万里を超えて、ユーラシア大陸も軽く超えるみたいですよ。

これからコイツらがどうやって化けて出てくるのが楽しみであります!

09 May 2010

Ram BQQ Dinner with Friends

 日曜日の早めスタートの夕飯に友人達がフラリやって来ました。
しばらく会ってなかった友達と、うちに始めてやってきた仕事帰りのシェフ友達。
食べて飲んで喋って、ゆるゆると日曜日の夜らしい感じでした。

買物から帰ってきて、使えない嫁はうたた寝をしてしまい、
気付けばロジャーがデザートまで完了させてました。ありがたやぁ~。
写真ボケボケで… 
-バルサミコビネガーとみりんのドレッシングのサラダ
-メインはラムのグリル
-サイドはブロッコリー、オニオン、洋ナシ、ガーリックのグリル
-デザートにバニラアイスクリームとイチゴのバニラシロップ煮
最後にコーヒーとお料理教室の生徒さんから頂いたBrunettiのチョコレート

前々からの約束なしで、
楽ぅーな感じで誰かが家に来てご飯食べて行ってくれるのすんごい好きなのです。
用事無くてもフラッと立ち寄ってくれたり、お腹空いたら来てくれる、みたいなの。
いつでも、お越しやす~。

Cooking Books

相方は料理本狂です。
興味がある書籍は料理の本の購入とバイクの雑誌の立ち読みのみ。
ここまで潔く偏り過ぎると逆に気持ち良かったりします。

スウェーデンやらヨーロッパで買ったり送ったりしたのは移住してきた8年前から更新がなく
メルボルンの食文化がどんどん追いついてきてるもんで、
そろそろ帰国せなあかんやーんっとか言ってたら、
スウェーデンのシェフ友達が新しい料理本を出版しました。

超の付くアナログ人間ロジャーが背中を丸めてチクチクチクチク人生初のネットショッピングに挑み、
待つこと10日。待望の新しいスウェーデン語の料理本が5冊、北欧からはるばるやって来ましたよー。

ロジャー自慢のシェフ戦友、Mathias Dahlgren。今回の購入した一番目当ては彼の新作でした。
切磋琢磨してた若い時に彼とは一年くらい小さなフラットでベッドを並べて一緒に住んでたらしく、
しかも職場まで一緒だったらしい。
休みの日は家で一緒に料理の研究して飽きたら食べ歩く、みたいな日々だったそうで。

このMathias、97年にWorld Chef Championshipで優勝して、
今はミシュランの二ッ星と一ッ星が付いたレストランのオーナーシェフで
更にその二ッ星レストランが最近The World's 50 Best Restaurantの25位に選ばれました。

聞けば聞くほど凄すぎる肩書きに嫁はビビり、
スウェーデンのシェフ友達はみんなスゴすぎてにわかに信じられなかったりします。

でもほんまならスウェーデンで食べる物には困らへんよなぁーとか無駄に妄想。
もし三ッ星取ったら、今度こそ彼に会いにスウェーデンに帰らんとね~。
お友達価格適用してくれるのかしら~、もしくはロジャーがお手伝いで割引きくかな~
とか、、、、、意味の無い心配をしてみたりします、ハイ。

スウェーデン語なので内容は分からんのですが、
写真だけでも溜息ものの目の保養になります。思わずニヤニヤ。
うちへお越しの際は読んでいってくださいませー。

Farmers' Market @ Collingwood Children's Farm

昨日Ryocoさんのところにお邪魔した流れで、翌日にFarmers' Marketへ一緒に行くことになりました。
Conventも含めて周りの人から色々聞いてた割りに、なかなか行けなかったあの一角へ行ってきました。

完璧夜型に戻ってしまった私はグズグズしてしまって、
こういう有難いお誘いがないと朝型イベントには参加できませぬ。
Ryocoさん、Cちゃん、ありがとーーー!


終日青空がスコーーーーーーーーーンっと突き抜ける秋晴れで、
車を走らせるのも、止めどなくゆるゆる続くガールズの会話もほんまに心地良い一日でした。

マーケットは正直全く期待してなかったけど、
大きさもセレクションもお店の人たちもお客さんも素敵で、
前日までの雨のおかげで土と緑の香りがして広がる芝生も気持ちが良かった!
(期待をしてなかった故に全くお買物バックを持参してなくて両手いっぱいで会場の写真が撮れず…)

夢中になってしまい、連れて行ってくれた2人から完全にはぐれて単独行動に走りまくりました。

八百屋さんの一角でSlippery Jacksと言うMushroomとPine Mushroomが販売されてました。

すでに調理されたものを見たことはあったんですが、生で売られているのを始めて見て感動。
しっかり土やら葉っぱが付いた状態で下手に掃除されてないのもポイント高し。
お店のおっちゃんに“育ててんの?”って聞いたら、“いやっ、野生のを摘んでるんよ”との事。
野生らしいのですよ~~、奥さん。調理は相方任せって事で購入。







Red Hill Cheeseがブースを出してたので、嬉しくなって片っ端から試食させてもらってこちらも購入。
以前、Red Hillへ行った時に本店(?)製造所(?)を尋ねて、
テースティングプレートを試したのが凄く良かったのです。あちらへ行かれる際は是非お立ち寄りを。

あと普段見かけぬ、Quinceっていう果物だけを売ってる人がいて、
“コレ何?どうやって食べんの?生?”と聞いたところ、とても生で食べれる代物ではないらしい。
30-40分煮るなり炊くなり焼くなりと調理をして食べれる林檎と洋ナシのあいのこだそうな。
気になって、一個だけ買いたいけど小銭が全くない状態を見かねて、一つタダでくれました。
ありがたやー。家に帰って調べたら、Quinceの正体は花梨でした。
花梨か~。花梨ねぇ~。。とりあえず砂糖で煮る事にします。

あとはお花をバンチで買って、コーヒー飲んだり、サンドイッチ食べたりなんやら。
季節物の食材が見れるって言うのはやっぱり楽しいぃぃ!!
来月も行きたーーい。寒いけどピクニック兼ねたイベントにしようかねぇ。

Farmers' Market
Second Saturday of each month
Entry: $2 per adult & children free.

08 May 2010

Mum's Hamburger

いつもネイルでお世話になってるRyocoさんの所へ
2ヶ月にわたるお気に入りピーコックを卒業して新たなデザインをお願いしに行ってまいりました。

Ryocoさん、一年くらい前に友達を通してご飯を行ったのをきっかけに知り合って、
私はお料理教室を始めたばっかりで、彼女もネイルを始めたばっかりの頃でした。
日本人での繋がりが一気に増え始めた頃の最初のお友達です。
いつも、小娘の吐く下世話な話やらアホな話しにウダウダ付き合ってもらってるんですが、
“聞いてもらっている”って言う変な気を使わせない素敵なお方です。
チカラが入ってなくてフラぁ~と面白い雰囲気、相手が緊張しない感じが素敵なのです。
あたしはどうやらズバーーーーーーーーーーーーーーーっと全力投球したくなるか、
ほんまに外野に立って傍観してしまうかのどちらからしく、、
もうちょっと楽ぅぅ~な感じでその中間らへんに立てる様になりたいなー。


現在はご自宅でサロンを開催されてて、オーストラリアでは受けられないであろうレベルのサービスで
一人ひとり、相談しながら丁寧にキレイに施工をしてくれますよー。
ほんまに信頼できるネイリストさんなのです。
近々、発展的な良いニュースも発表になるようで楽しみですなーー。

んで、今回はこんな感じなりました。
いやぁー、すんごいザックリイメージを伝えただけやったのに、可愛いすぎますよー。
なんせ、その後激しく自画自賛されてたので間違いないと思いますwww

ネイルの後に、家飯させてよ!って迫ったので、
お母さんが作る煮込みハンバーグと適当にコールラビを炊いて持っていきました。
寒くなってきたもんで、思いっきりお母さんメニュー、白いご飯シリーズで攻めました。

煮込みハンバーグのレシピを聞きたくて実家に電話したら
モトコ(母)毎度の“そんな、適当だからわかんないわよ~”コール。
でも、やっぱり胃袋の記憶辿ったら何となく作れましたよ、母さん。
そして、写真撮り忘れましたよ、母さん。
美味しかったから、それでエエよね。

02 May 2010

Home Made Pizza

Pizzaなのかねー?


ロジャー氏はパンとか生地とか捏ねる系がめっちゃ早いです。
これをみると「ああーこの人パッチ姿でウロウロしとるけどプロなのねぇ~」と思います。

パンとか一日かかるイメージなのに
何故か1時間ちょっとあれば30分のベンチタイム含めて焼き上げてしまう。
で、ピザ生地教えて!薄いカリカリのヤツ教えて!ってなって作ったら、




なぜかパンになった。
なぜか美味しい白パンになった。


ピザって言うより、まん丸いピザパン。なんで?
美味しいかったけどね。
そして、やっぱり嫁は横で見守っただけでした。絶対一人で作れないよー。


そうだ、お料理教室の生徒さんレシピでにんにく紫蘇醤油を漬け込みました。

冷水にで紫蘇をパリっとさせて、水気を取って、
スライスしたにんにくと交互に敷き詰めてお醤油を注ぐのみ。
何にでも使えるそうで、ああー出来上がりが楽しみすぎる。
まずは納豆からかなぁー。和食は素晴しいです。

Recent Restaurant Discoveries

最近見つけた美味しいお店たちをまとめて。

≪Bistro Pub≫
ここ1年半くらいで一気に増えた気がするビストロスタイルのパブ。
Botanicalの倒産劇であっちこっちに散ったスタッフ達がクラッシックなガッツリ系ビストロを展開してらっしゃいます。

前菜に豚のテリーヌ、メインにビーフチークのパイ、デザートにブレッドプディング、バニラカスタードクリームとパッションフルーツのソース添え
(だったと思う。。たぶん、たぶんね。)

ご覧の通りガッツリにも程がある(笑)
でもね、Bone Marrowがあったり、マッシュの口当たりが軽かったり、
小洒落てない正統派クラッシックなスタイルと味が期待してた以上に良かっです。
日本人なら、全コースシェアで十分やと思います。もしくは前菜それぞれで取ってメインシェア。
Station Hotelと共にリピートのリスト入りです。



Middle Park Hotel
102 Canterbury Rd Middle Park VIC 3206
(03) 9690 1958

≪Chinese≫
味覚も当然人それぞれな訳ですが、
あたしと胃袋の好みが合うやろな~って直感的に思う人のお勧めは絶対的に信じています。
そんなお方の一人がたまぴー。(いやぁーいつもお世話になっております。)
確か、彼女のブログを見つけたのもどっかのレストランのレビューだったはず。
んで、今回も漏れずにブログで紹介されてたお店です。

FlowerDrunの息子がやってる中華料理屋、Lau's Family Kitchen。 
こっちの中華と思えないサービス!雰囲気!薄味!
冗談ではなく、一緒に行った友達と美味しくて無言になってしまいました。
日本のデパートの上にある中華料理屋みたいな薄口味付けで、
メルボルンでこの値段帯でこの味食べれるのかーと目からウロコでしたよ。
ウェイターのお兄ちゃんも、2人分の分量に合わせてオントレサイズにするようガイドしてくれるし、
全部取り分けてくれて、文句なしのサービスでした。
海鮮春巻き、白身魚のバターフライ、エビチリ、Eyefilletの炒め物、白いご飯頼んで$96也。
中華にしたらちょっと高いかもしれんけど、これから中華食べるならココが定番になると思う。

写真諸々、たまぴーサイトを参照くださいー。


Lau's Family Kitchen
4 Acland St St Kilda VIC 3182
(03) 8598 9880

≪Hot Pot≫
火鍋!火鍋!!火鍋!!!
これまた、たまぴー氏情報なんですがね…と言うより連れて行ってもらったんですが、
まぁ、楽しかったのですよコレは。
鼻水垂らしながら食べる、ラー油並みに赤い油と唐辛子が浮いた鍋が。
唐辛子にうずくまった唐揚げが。
どうやら、あたしは辛い物が大丈夫な体質らしく翌日に影響は特に無く、
変わりにお持ち帰りした唐辛子の唐揚げを食べた相方が翌日死んでました。
英語通じるのか怪しいし、集客を全く無視した外装内装なのですが、旨いのです。楽しいのです。
火鍋もここが定番になると思います。

こちらもたまぴーサイトを参照ねがいたく。

是非唐辛子にうずくまった唐揚げの写真を見てください。

重慶楼 (Chongqing Hot Pot)
654 Elizabeth Street Melbourne, VIC 3000
(03) 9347 4266

35mm Film Slides

相方は若い時にかなり本気でバックパッカーをしてたらしく、
ヨーロッパ大陸、ユーラシア大陸、オセアニア圏をほぼ制覇している模様。

どこまで話を膨らましてるんだか分からんのですが、
にわかには信じられない様な旅の数々をしており、よく生きて帰ってきたなぁと思います。
嫁は半信半疑だった訳ですが、数年前にスェーデンから送られてきた荷物の中に
その旅行の写真が数百枚、しかも35mmフィルムスライドに現像された物が入ってました。

デジタル化してしまおうと思ってるんですが、
どうせならプロジェクターでカシャカシャ鳴らしながら壁に映して見たい!!と思って
同僚からスライドプロジェクターを借りて、ワインとおつまみ片手に上映会ごっこをしました。

時間がかかって面倒くさいけど
部屋を真っ暗にするワクワク感やら、一枚一枚たくるノスタルジックな音やらが
いちいち楽しくて、とても贅沢な気分でした。時間を無駄に使える贅沢さって言ってらいいのか。
パソコンの上でクリックしてちゃっちゃと見れてしまうのと違って、
写真にも味とか表情がすごいある様な気がしたんですよね。(これは、気の持ちようなのかな…)

あと、あんなにコンデジが使ないロジャーが
一眼フィルムカメラでびくっりするくらいイイ写真を撮っている。特に人間。なんで?

01 May 2010

南極料理人

赴任先は南極で。
南極が単身赴任先って言われたらどうします、みなさん?
とりあえず、気の利いたリアクションは無理だろうな。二度見しちゃうだろうな。

堺雅人さん主演で、フードスタイリストさんがかもめ食堂やらめがねを担当された飯島奈美さんだったので
ずっと見たかった映画『南極料理人』
昨日寝よう寝ようと思って1時半から見始めてしまい、終わったら4時前だった。最近夜型が過ぎるのー。


寒すぎてペンギンもアザラシもウイルスさえ生息しない究極の単身赴任先、南極で、
ご飯を中心軸に進む観測隊員8人の生活の映画なんですが、凄く良かったです。
特に事件性もなくて、のんびり2時間過ぎるんですが、割りにテンポが良くて、クスクス笑える映画。

14000キロも日本から離れて、泣いたり笑ったり怒ったり騒いだり、色んな日があるけど、
やっぱり美味しいものを食べてお腹いっぱいになればみんな笑顔で元気になる。
当たり前の事なんやけど、それをとても丁寧にかわいく描かれています。

南極でフレンチコースやったり、ラーメン作ったり、ほっくほくのおにぎりと豚汁だったり、
必死に美味しそうに食べる隊員達ををこっそり満足気に見つめる南極料理人は
プロの顔とお母さんの顔が入り混じっていて、
あたしには実家の母とロジャーに見えて仕方なかったです。

「人間ご飯を食べなきゃ生きていけないし、
お腹がいっぱいだとみんな笑顔になるから、とにかく美味しいものを作りなさい。食べなさい。」
と呪文の様に刷り込まれた母の言葉をまた思い出した。
「遅刻してもいいから朝ごはん食べて行きなさい」と育ててくれた母は
映画の中の堺雅人みたいに南極行ってもご飯を作り続けるんやろなーと何となく思いました。

俳優陣の演技も素晴しかったし、やっぱり飯島奈美さんが作るお腹がグウグウ鳴っちゃうご飯は最強。
機会があれば、是非是非見て下さい。
どっかで、英語字幕付き手にはいらへんかなー。