17 September 2009

要はバランスよね +Stockholms Kök 2009/09/14 Christmas Course

相当長いので悪しからず。(お料理教室の内容は下の方です。)

この前、South Melbourne Marketに買い物に行ったら、
あっちこっちに日本人の女の子達がいて、
日本人率の異常な高さ謎めきながら、卵屋さんに行くと
20人くらいの団体様でどんどん、どんどん女子大生達が集まってくる。

自分も間違いなく生粋日本人、コテコテ関西人のハズやのに
日本女子の集団を久し振りに目撃して何故かかなり動揺。。
(夏休みの短期ホームステイっぽかった。)

卵屋さんのおばちゃんが集まる日本女子を見て
“観光かしらねー。それにしても、人っ子一人漏れずにみんなキッチリお洒落してるわねぇ”と感心。
まさかスッピン、ぼざぼざの髪の毛、めがねにクロックスの自分が、
あの方々と同国出身だとは言えず、とりあえず適当に話しを合わせてそそくさと退散。

しかし、日本人のファッションとか身なりに対する意識ってほんまにスゴイくて、
底辺が断然高いよなーといつも思うのです。(雑誌とか辞書並みの重さやし。立ち読みしんどいから。)
自分の中でも洋服の買い物は日本で!みたいな感覚が刷り込み的にあって、
結局一年に一回日本で帰れればエエ方やから全くラインナップも増えず、どんどん怠け者に。
そら久し振りに、きっちりメンテナンスされた日本人20人も一気に見たらビビるからさぁ。

でも、先月こっちに遊びに来てた親友が意外な事に
“オーストラリア、デザイナー物とかセレクトショップ系めっちゃエエよ!”
と力説して帰って行きました。

確かに底辺は断然低いんやけど、めっちゃお洒落な人とかカッコイイ人とか奇抜な人とか
ポーーーーーーーーーーーンって上に飛びだしてる人はこっちの方が多いかも。
色合いとか形も日本では絶対ないよなーって言うのも多いし。
“こっちの日本人の人達にメルボルンの洋服と靴もかなりイケとるからって伝えといて!”
と彼女に言われました。思い込みはあきませんよ、みなさん。

会社で回し読みされてるAneCanが回ってきまして、
さっき読んだんやけど20分でしんどくなってギブりました。
昔から流行物に興味ない傾向やったから、CanCan系には手は出んかったんやけど、
何て言い表したらイイのか分からないこの違和感。。

ベルトの位置から、ロングカーディガンの襟口の開け方がセンチ単位で説明してある。
こうでなければならない、人生、勝って勝って勝ちまくれみたいなメッセージ、
完璧なる正を求めすぎるが故に生まれるマイナスのパワーみたいなのが満載の様な気がしてさー。
あたしの解釈の仕方にもよるし、それがエエ訳でも悪い訳でもないねんけど、
あまりにも潔癖すぎる内容が盲目過ぎてちょっとコワイというか。
ファッション誌やからそういうモノなんかもしれんが、考えすぎてちょっと変なスパイラルに陥るのです。
この前VERY読んだ時も全く同じ思考になったんよなー。

こんな事に疑問沸いてたら、
やっぱりあたしは日本社会に戻る事はもう無理なんだろうかーと漠然と思ったりします。

あっ、かなり病んでる風ですが通常運行の思考回路なのでご心配なくー。

こちら↓今週のYukieさんとのお料理教室です。
クリスマスメニューをご希望でしたので、Stuffed Chicken と ChocolateCake。
七面鳥をは軽く3時間以上かかっちゃうから、チキンで作ったそうです。
ちなみに出来上がりの図は残り物を使ってうちで作ったバージョン。

デザートはSticky Date Puddingをご希望だったそうですが、
“手間と材料がかかる割りに味も見た目もしれてるから手作りする価値ないかも”
とロジャー氏バッサリだった様で(Yukieさん、ごめんなさい!)、ChocolateTartに。
でもクリスマス仕様でStickyDatePuddingの中に入ってるナッツやらチェリーをマスカルポーネと混ぜて
横に添えたらしいです。それと、チョコレートムース。
可愛いやん、ロジャー!ムースもピカピカやね。
Yukieさんも気に入ってくれたかなー。

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