料理の次にモータースポーツ命っ!!な相方が我が家にいるので、
F1の豪州GPには毎年朝一でゲートが開くと共に会場入りをして、
丸一日、コーヒー、紅茶、サンドイッチ、お菓子諸々をお供にF1を堪能します。
唯一の家族行事と認定されているらしく、興味のない嫁は強制参加を強いられます。
そんなこんなで、今週末にGPが開催された今年も漏れずにチケットを事前購入し、
意気揚々、シェフは指折りこの日を数え、この日を目指して日々を過ごしていました。
んが、しかし、、
ヤツは風邪をひいた。
日曜日が当日なのに、金曜日に風邪をひいたのです。
ギリギリまで粘った結果諦めたシェフは、心なしかいつもより一回り小さく見え後姿で咳き込んでいます。
それに伴い、急に予定がぽっかり空いた健康体の嫁は台所でなんやかんや一日過ごしたので、
本日はそのなんやかんやで作った2品。
買物に行ったら筍が沢山出ていたので、とりあえずどうにかなるだろうと思って2つ買ってきました。
(それが冒頭の写真。)
筍って春物だからきっとこれ中国からの輸入なんですよね?
そして購入する時に“コレなんか違う?”と軽く疑念を抱きながら帰って、
よくよく記憶を辿ってみると、日本で見る筍ってこんなに“竹ぇっ!”って感じではなく
もっと茶色でデブっちょな三角柱だったような…
まぁ、筍に変わりはないだろうと信じて、実家の母にあくの抜き方と炊き方を聞き取り。
うちの実家は、薄めのお醤油味で炊いておいて後は天ぷらなり炊き込みご飯なり何なりと化けるか、
そのまま食したり、佃煮になったりしてました。
こっちで一度アジグロの水炊き筍を試したけど、臭みが凄くて手をつけられなかった(腐ってただけ?)
包丁で切り目を入れて皮を剥こうとするけど、イメージするように中から三角のがコロン出てこず、
マトリョーシカ並に探れど探れど筒状で小さくなるのみ。
調子にのってやり続けてたら、筍自体がなくなってしまう事にハタと気付き、適当なトコでやめました。
思うに、隣のおばちゃんの勢いにつられて、あたしは若過ぎる筍に手を出してしまった。
それとも、こういうものなのかい?一体アジアの皆様はどうやって調理をされているのでしょうか?
まぁ、とにかく形はどうあれ、あく抜きして久し振りにお昆布と鰹節でお出汁をとって炊きました。
半分は炊き込みご飯に残りはお出汁につかったお昆布と鰹節も使って佃煮に。
(お母さん、ちゃんとできたーー!でも写真地味ぃーー!!)
あと、余ってた青林檎でアップルパイ。
初めて冷凍のパイ生地を使ったんですが、“パイ生地は手作りするもんじゃねぇ”とやっと知りました。
何か、今まで一生懸命作ってたのが嘘みたいにキレイに焼きあがりました。
作ってたら、やっぱりシェフ登場で見事に味修正をかけ……って言うより、ほとんど全工程やっていった。
有難いんやけど、確実にあたしの腕なまってるよなー。
無心で、お肉の下ごしらえしてフリージングしたり、ネギ刻んだり、パントリー整理したり、
仕事帰りの夕飯作りと違って、無制限でキッチンで時間過ごすのは
頭の整理になって楽しゅうございますなー。
へー!!この筍ってOKなんやねー!!!
ReplyDelete灰汁が周りにまわってそうーーーーと勝手にそう思い込んで、
手ー出したことありません!!!佃煮おいしそうー。
わい筍大好きやから、これが食べられたらすっごいうれしいかも!^^
☆ponzu
ReplyDelete確かに灰汁しても結構強かったので、細かく切りました。
でも、意外にいけた!!
あたしも筍大好きなんですよねー。
ponzuさんならどうやってアレンジかけるのか、めっちゃ興味あり!